MacOS X v10.6(snow leopard)のcrontabについて
ありがたいことに、Webアプリ開発の仕事が立て込んでまして更新が滞っていたのですが、この状況が春まで続きそうなのでちょっと小物の記事でも書いてみます。
以前、MacOS X v10.4からMacOS X v10.6へのアップグレードという記事をエントリーしてから、時々同じようにアップグレードしたと思われる方から「MacOS X snow leopard crontab 動かない」などのキーワードが散見されるようになりました。
で、以前の記事ではcrontabの設定ファイルが別の場所に移っていた
ことには触れているのですが、どこに移ったのかまでは触れてなかったので、その点について。
MacOS X v10.4(Tiger)ではcrontabの設定は /private/var/cron/tabs に格納されるのですが、MacOS X v10.6(snow leopard)では /private/var/at/tabs に移動していて、且つMacOS Xアップグレード時にcrontabの設定内容をコンバートしてくれたりとかはしません。
なお、ファイル名はMacOS X v10.6(snow leopard)でもMacOS X v10.4(Tiger)と同じで、crontabを設定したアカウント名で保存されるので、実際に試したわけではないのですが、root権限でごそっと cp /private/var/cron/tabs/* /private/var/at/tabs
してcrondを再起動すれば移行できるんじゃないでしょうかね。