今週のClip Archivesまとめ(2024.09.01~2024.09.07)
日々チェックしているニュースから、琴線に触れた一節をクリップしている Clip Archives。その中から先週クリップした記事をまとめてみました。
今週のまとめ範囲は 自治体サイトWebアクセシビリティ調査2024を終えて – 有限会社ユニバーサルワークス 特集みたいなところがありますw 今回のまとめはMastodonの方でもちょっと触れたんですけど、「その情報はどう届くのか?」の観点で自治体サイトに限らない論点が多くて、いつも以上に興味深かったです。
広告バナーはメインとなるコンテンツではないので、掲載するサイドの視点だと結構盲点になりやすいところ。経験則的には代替テキストまで指定されることってまずないので、ということは広告が届かない相手がいる(けど広告なのでお金はもらってる)みたいな状態になりえますよね。注意しないと、です。
これ、自治体サイトに限らず、企業や著名人の公式サイトでも「あるある」ですよね。企業や著名人の場合のネガティブニュースに対する反応は場合によっては火に油を注ぎかねない反応として捉えられることもあって、反応の仕方やタイミングが難しい面も多々あるんでしょうけど。
引用元で挙げられてるような イルカ(福井県)、登山(静岡県・山梨県・長野県)、食中毒(大分県・熊本県)のトップページを注意して眺めましたが、それらのニュースに関する何らかの反応は見当たりませんでした
みたいなケースだと、「ちゃんと調査してますよ」「対応策を検討中ですよ」って伝わるだけでも印象って変わってくるので、ちゃんと考えておきたいところですよね。
これも自治体サイトに限らず、ある程度大きい企業サイトでも「あるある」ですね。こういうのは実際にピックアップされている「よく見られるページ」を元に、定期的にグローバルナビなどのグルーピングの見直しやページ遷移の想定を見直して改善していくべきなんですけど、契約形態的に難しかったりするケースも多いんですよね。
この発想はすごく大切だと思う反面、昨今はそれで叩かれたりして現実的には難しいよね、って感じるのが正直なところ。しかも叩いてくるのが揚げ足を取らずにいられない人ばかりでなく、一つの伝達手段で万人に伝えられなければならない!!と頑なに信じて疑わない頑固な人だったりするのも悩ましいところ。
こういうのって、叩かれた場合に他の部署から「迷惑する!!」ってクレームがあったり、あるいはそういう事態を想定して担当部署がアクションに踏み切れないってケースが少なくないので、情報発信・伝達の面での組織や部署間の連携の仕組みを考え直すところから必要になることが多い印象。で、それを発起すべきなのは一体誰なのか?って部分でまた停滞するんですよね……。
元記事では「仕事の管理」と「人材の管理」は別物だよねって筋で話が進むんだけど、そもそも業務の特定のレイヤー(以上の層)が「人材の管理」を必要とするというか、そこまで業務を高解像度で認識できてる人って、経営層を含め、どの程度いるんだろ? っていう素朴な疑問がある。
失敗に汎用的な理由はあっても、成功に汎用的なやり方など存在しない
はホント、そう。